こんにちは。
金川顕教です^^
「ブックメーカーはギャンブルであって、投資ではないのでは?」
ブックメーカー質問ランキングがあったらトップ3に入る質問です。
確かにブックメーカーで行われている
「スポーツの試合結果を予想して賭け、予想が当たったらオッズに応じた金額が払い戻され、
予想が外れたら賭け金を失う」という行為自体は、ギャンブルと言えます。
しかし、ここに以下の2つの条件が加わったらどうなるか?
①試合のデータを精査することで、勝率をかなり高めることができる
②もし予想が外れそうになったら、その時点で賭けを降り、損失額を限定できる
これなら、投資といえるのではないでしょうか。
株式投資を例に出してみましょう。
株式投資では、企業の業績などのデータを精査して、投資する(値上がりしそうな)銘柄を選定していきます。
同じように、ブックメーカーでも、試合のデータを精査することで、賭ける(勝率の高そうな)試合を選定できます。
また、株式投資では、投資した銘柄が予想に反して値下がりした時など、
一定以上の損失を避けるためにある時点で売却し、リスクをコントロールします(いわゆる「損切り」です)。
同じようにブックメーカーでも予想に反して負けそうになったら、その時点で賭けを降り、
リスクをコントロールできるのです。
このように考えると、投資するのが株価スポーツの試合か、という点以外には、
実は大きな差はないということがわかりますね。
ブックメーカーはもちろんギャンブルとして楽しむこともできますが、
やり方によっては立派な投資になりえるのです。
しかし、①②について「本当にそんなことができるの?」と思う人もいるかもしれませんね。
まず、①の試合のデータを精査することで、勝率をかなり高めることができるという点から説明していきましょう。
例えば野球の試合を想像してみてください。9回の裏、巨人軍の攻撃、
5者連続でホームランを打つ可能性は何%くらいだと思いますか?
野球に詳しい方もそうでない方も、正確な確率は出せなくても、ものすごく低い確率であることは予想できるでしょう。
したがって、このような場面で「5者連続でホームランを打つか、打たないか」という賭けがあり、
「打たない」に賭けたら、ほぼ間違いなく勝てますよね。
これと同じようなことが、ブックメーカーで行われているサッカーやテニスの試合においてもできるのです。
ある一定の条件を満たした試合であれば、90%以上の確率で勝てるというルールが、実は存在します。
それについてはまた別の機会にお話させていただきますね。
次に②のもし予想が外れそうになったら、その時点で賭けを降り、損失額を限定できるという点について。
これはどのブックメーカーでもできるわけではないのですが、多くのブックメーカーでは「キャッシュアウト」という機能が用意されています。
このキャッシュアウトというのが、まさに「途中で賭けを降り、賭け金を返金してもらう」機能なのです。
もちろん途中で賭けを降りるわけですから、賭け金が全額返ってくるとは限らないのですが、
それでも賭けに負けて賭け金を全額失うよりは、はるかに損失が少なく済みます。
それどころか、キャッシュアウト時の返金率はその時々の状況によって変化するので、
場合によっては「キャッシュアウトしたら、賭け金以上の金額が返金される」ということすらありえます。
このキャッシュアウトをいかに使いこなして、
投資の原則である「利大損小(利益はなるべく大きくし、損失はなるべく小さく抑えること)」を実現するか、
というのが、ブックメーカー投資の大きなポイントとなってきます。
いかがでしたか?
ブックメーカーが投資と言われる所以がおわかりいただけたのではないでしょうか。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
金川顕教
追伸
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