ども金川です。
『強いものが生き延びるのではなく
変化できるものが生き延びることができる』
耳にタコができるほど
よく聞くことかと思います。
停滞は退化、
前進が停滞、
進化が前進。
商品も、動物も、人間も
社会も、金融も、
常に進化し続け
変化し続けなければ
必ず終わりがやってきます。
だから僕らにとってどんな状況下でも
自分をさらに進化させ変化させていくことが
唯一の前進です。
ただ、この話は当然大切な話なのですが、
今日はこの話をしたかった訳ではありません。
安定志向が強く
「今の生活が維持できれば良い」
という方は多くいます。
純粋に欲が少ないこともあると思いますが、
「変化し続けなければいけない」
なんて思ってもいませんし、
逆に
「変化したくない」
とさえ思っていることが
多いでしょう。
でも、僕たちは
世の中はイレギュラーしか存在しない
ということは本能的にわかっています。
一見矛盾してますよね。
「変化したくない!」
とは思っていても、
「安定など無い」
と本能的に実は思っているんです。
「安定なんて無い!?!?
いやあるでしょ!!!」
という方もいらっしゃるかと思います。
もちろん、冒頭で話した
進化し続ければ、安定して君臨し続ける
ことはできると思います。
ここで言いたいのは、
「今の暮らしを続けたいから、
今の暮らしのままでいい」
という方に伝えたい話です。
「今の生活を持続させたいから、
何も変化しなくても良い!」
そう思ってる方でも
本能的には「変化しないとダメ」
ということですね。
誰かが誰かにものを教えるときに、
最終的にこう言いませんか?
「ま〜臨機応変にやってみて!」
教えの極論って
これだな〜と思っているのですが、
『臨機応変』って言葉、
どんな状況になっても
その状況にあった最適の対策する
ことを言いますよね。
つまり、ひな形では通用しないので
それぞれやり方を変えていかないとけない
ということです。
例えば、野球のバッティングだったら
毎日素振りを1000回、
バッティングセンターで打ち込み100回
自分のフォームと打撃のひな形を作る。
でも、実際に相手にするのは
バッティングマシーンではなく
生の人間。
どこで何kmの球で
どんな球種で投げてくるか
なんて全てを予想することはできない。
バッティングマシーンのように
全てストレートとは違う。
しかも、バッティングセンターに立った時の
プレッシャー、自分の気持ち
ピッチャーの調子、キャッチャーの調子
全て練習通りではありません。
どうするか?
自分のひな形で
臨機応変に対応する。
これが極論となります。
仕事にしても、
人それぞれ臨機応変に営業トークを変える。
そもそも臨機応変という言葉は
物事はイレギュラーの塊だから
そのイレギュラーに対し
どう自分の武器を応用することができるかが
重要ということです。
何が言いたいかっていうと、
物事がイレギュラーだということを
認めているのが前提。
ということです。
イレギュラーが前提にあるから
人は
「臨機応変に!」
という言葉を多用します。
何かアドバイスをする、
もっともっと、となっていけば
最終的には臨機応変です。
臨機応変にできる人は
どんどん成功していくし
できない人は停滞していく。
世の中はイレギュラーで
自分がそれに応じて対策していくのが
一番ベストだと思っているんです。
イレギュラーがあることは
誰もが認識している。
でも、そのイレギュラーを
無くそうとしている人が
あまりにも多い気がします。
イレギュラーは絶対に無くなりません。
イレギュラーに対し
自分が臨機応変に対策していくから
人生や全体を通して
イレギュラーなくなったと勘違いを
しているだけです。
「イレギュラーが無い」と勘違いしたいがために
みな努力するんです。
あれ?
そんなのって何のために??
となりますが、
これ以上を話すと、
長くなりすぎるので今日は
ここまでにしておきます。
ありがとうございました
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