こんにちは。
金川顕教です^^
「ミラーリング」と呼ばれる
心理テクニックをご存知ですか?
話し相手がする動作をマネすると、
人はそうした行動を類似性と捉えます。
そうして親密な雰囲気を生み出す
テクニックがミラーリングです。
例えば話し相手が
コーヒーの入ったカップを持ったら
自分も持つ、
髪の毛を触ったら自分も触る、
といった感じです。
この方法は確かに有効なのですが、
ビジネス書やインターネットで度々紹介され、
今や有名な手段になってしまいました。
確かにミラーリングは効果がありますが、
今使うべきかというと、
金川顕教はおすすめしません。
なぜならミラーリングを使っていることが
相手にバレると、
不信感を招く危険性があるからです。
「てことはもうミラーリングは使えないの?」
という声が聞こえてきそうですが、
そんなことはありません。
その解決策として、
「ブレス・ミラーリング」という
手法があります。
ブレスとは息を意味します。
つまり、息をぴったり合わせるというのが
このブレス・ミラーリングです。
「気が合わなければ息なんて合わせられない」
と思う方もいるかもしれませんが、
逆に息を合わせるから気が合うとは思いませんか?
お客様と息が合えば、
これだけで一気に親密な雰囲気が生まれます。
では、一体どうやって息を合わせるのか?
結論から言うと、
いいタイミングで「うなずく」ことです。
いいタイミングとは、
「話し相手の話が途切れた瞬間」のこと。
短文の場合、話が途切れたからといって
うなずく必要はありませんが、
ある程度長い文を話すと、
文の途中で息が続かなくなることがあると思います。
このタイミングでうなずくことがポイントです。
実際にうなずいてみるとわかると思いますが、
首を下に下げると息を吐くことになりますよね。
そして、首を上げるときに空気が入ってきます。
つまり、相手の呼気が途絶えた瞬間に
自分も息を吐くことになるので、
息がぴったり合っている状態になるんですよね。
うなずくタイミングなんて
ほとんどの人は意識していないので、
慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、
効果は絶大です。
息がぴったり合うことによる
親密度の向上はもちろん、
息のタイミングを計るために
相手の話をちゃんと聞こうとするので、
相手に「自分の話をちゃんと聞いてくれている」
という感覚を持ってもらえるのです。
ブレス・ミラーリングは
営業や打ち合わせなどの
通常の会話はもちろん、
クレーム対応などでも
効果を発揮します。
激怒していたお客様が
急に冷静になって、
翌日には今まで以上に
良好な関係になっていた
という話も聞いたことがあります。
ぜひ実践してみてほしいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
金川顕教
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