こんにちは。
金川顕教です。
何か目標を達成した途端、
あしたのジョーの矢吹丈の如く
燃え尽きてしまう人いませんか?
このような状態をバーンアウト症候群といいます。
ひとつのことに一生懸命努力していた人が、
急にやる気を失い、無気力に襲われる症状です。
例えば、副業で毎月10万円稼ぐという目標を掲げ努力してきた人が、
目標を達成した途端にやめてしまう、
金川顕教の知る限りでもこういう人は少なくありません。
スポーツの世界では、オリンピックでメダルを獲得するまで
血の滲むような努力をしてきた選手でも、
夢を叶えた途端無気力に襲われてしまうアスリートも少なくないといいます。
一度バーンアウト症候群になってしまうと、
それまで努力していたモノに対して継続的に努力するのが難しくなります。
頭ではわかっているのに体が動かないという感じでしょうか。
こんな状態で無理に体を動かそうとしても、
結果的に質は下がる一方なので、精神的にも疲弊してしまいます。
そもそもなぜバーンアウト症候群になってしまうのでしょうか?
もっともシンプルな要因としては、
頑張りすぎであるということです。
かといって、頑張らなければ目標は達成できないと金川顕教は考えます。
しかし、頑張るということがおかしな方向に行ってしまい、
自分自身を教条的なルールで縛り、完璧な行動を課してしまうのです。
結果、目標を達成するまでその事柄を楽しめなくなってしまうのです。
完璧主義であるということは、自分自身でハードルを上げてしまうことでもあります。
そのハードルを越える行動ができないと、
「いくら頑張っても無理なんだ」とネガティブな状態に陥ってしまいます。
組織で生きる人は、上司に完璧な仕事を求められたり、
完璧にこなさなければと自分を追い込んでしまうようなことが状況が多々あります。
こういった空気の中では、全力で仕事をすることが目的になってしまい、
知らず知らずのうちにバーンアウト症候群になってしまっているケースもあるのです。
では、もしもバーンアウト症候群になってしまったら
どうしたらいいのでしょうか?
最初のうちは「おかしいなー、なんでやる気が出ないんだろう・・・」と、
自分がバーンアウト症候群であることを気づかないものですが、
まずはこれを自覚することが重要です。
それから、今までのライフスタイルを見直すために
休養期間を設ける必要があります。
会社勤めの人は思い切って休職の連絡を入れるのもいいでしょう。
真面目な人ほど無理をしますが、
こんな状態で無理をしても仕事の質は下がりますし、
最悪うつや無気力のような状態にもなりかねません。
休養期間に加えて、人間関係も見直す必要があります。
人との接し方がうまくいかずにバーンアウト症候群になってしまうケースもあります。
例えば、上司をサポートする機会が多い人が、「自分が頑張らなければ」と過剰に努力するのですが、
気がつくと職場に行くのが億劫になっている、
これは上司からの要求に縛られてしまって、気づけば燃え尽きてしまっているのです。
こうした義務感で自分の充実感を失うことは、誰の得にもなりません。
ひとりひとりが自分の人生を生きて、その上で他者と支えあっていくことが大切です。
他人の目線を気にしないということもポイントなのかもしれません。
他人の目線ばかり気にしていたら、それは他人のための人生になってしまいますから。
自己犠牲しすぎず、まずは自分の人生を生きてください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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金川顕教
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