こんにちは。
金川顕教です^^
ビールが大好きな2人に、
ノンアルコールビール、ウーロン茶、
普通のビールを順に飲んでもらいました。
すると、2人とも
ノンアルコールビールと
普通のビールを飲んだ時だけ、
脳が激しく活動していることが
わかりました。
なぜノンアルコールビールで
酔うことができるのでしょうか?
それは実際にビールを飲んだ時の
記憶が呼び起こされ、
ビールを飲んだ時の
心理的身体的反応が
引き起こされたからです。
これをプラシーボ効果といいます。
ニセの薬を処方したのに
「これを飲めば治る」と信じ込んだ結果、
何らかの改善がみられたことから
偽薬効果とも呼ばれています。
つまり、プラシーボ効果は暗示です。
そして暗示は僕たちにさまざまなメリットを
もたらしてくれます。
大きな功績を残した社長や
一流のスポーツ選手も、
自己暗示をかけている方が多いです。
例えば、鏡の前に立って、
「俺はできる、絶対にできる」
と自分自身に問いかけたり、
具体的な目標を紙に書いて、
常に見える場所に置いたり。
「本当に効果あるの?」
と疑ってしまう方もいると思いますが、
研究結果によると、
被験者の3分の1に
効果が現れたといいます。
自己暗示するだけで
あなたが成功する可能性が少しでも上がるなら、
やらない手はないと思います。
逆に一番よくないのは、
「自分なんかダメだと思い込むこと」です。
思い込みによって、
望まない状態になってしまう危険性があります。
これをノーシーボ効果といいます。
プラシーボ効果の逆バージョンなのですが、
実際にこんな話があります。
ある死刑囚にできるだけ苦痛を与えずに
刑を執行するにはどうしたらいいか?
と言う実験を行いました。
結論から言うと、
死刑囚は手首と足首にメスを当てられ、
ポタポタ血が垂れるような音を聞かせただけで、
安らかに息を引き取りました。
実際のところ、
メスは当てただけで一切切っていません。
ポタポタ垂れる音もただの水です。
しかし、死刑囚は
「自分はもう死ぬ」「血が流れている」
と思い込んだことにより、
ショック死を起こしてしまったのです。
これは世界まる見えで紹介されて
話題になったようです。
このように、人間の思い込みというのは、
現象として結果に出るのです。
ですからネガティブな思い込みは
かなり危険です。
ビジネスでもスポーツでも、
あなたが成功を望むなら、
ポジティブな思い込みをしましょう。
もちろん「俺はできる」と思っているだけで
何もしなかったら意味はありませんが、
そう思いながら努力すれば、
成功までの道のりはグッと近づくはずです。
今日はプラシーボ効果とノーシーボ効果のお話でした。
参考になれば嬉しいです。
金川顕教
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