こんにちは。
金川顕教です。
「矢沢とイチローが惚れた」、
なんて言われたら気になりませんか?
これは新しく発売するプレミアム・モルツの
キャッチコピーです。
金川顕教もビールは好きなので、
つい広告に反応してしまいました。笑
このキャッチコピーがモルツの売る上げにどれほどの効果を生み出すのかはわかりませんが、
キャッチコピーひとつでその商品の販売率が
140パーセントアップしたという事例があります。
キャッチコピーは、商品の印象や売れ行きを大きく左右するため、
とても重要視されています。
今日は、キャッチコピーを作る上で、
今すぐ使える7つのテクニックをシェアしたいと思います。
①ターゲットを明確にする
キャッチコピーを作る際にまず考えなければいけないのがターゲットです。
万人ウケするキャッチコピーを作ろうとすると、
結局は誰の心にも届かないのです。
ターゲットは具体的かつ明確に設定しましょう。
ターゲットを設定する上で押さえておきたいのが、
「悩みを明示すること」「緊急の問題に応える」こと。
例
悪い例)誰でも基礎が身について、英会話ができる勉強法
良い例)英語が苦手なあなたでも、1か月で英会話ができる勉強法
「英語が苦手なあなた」は悩みの明示、
「1か月で」は緊急の問題に応えています。
②恐怖や不安をあおる
いい面ばかりアピールしていてもいけません。
一般的に人間は、新たな利益を得ることよりも、
現在の損失を回避するために行動する傾向があります。
これは、プロスペクト理論といって学術的にも知られています。
キャッチコピーを作る際は、あえて問題点を指摘することで
ユーザーに損失をイメージさせるのです。
また、人は疑問を投げかけられると自然と考える生き物なので、
疑問形にすることも効果的だと言われています。
③数字が持つ具体性を活用する
数字を入れることで具体性が格段にアップします。
加えてユーザーが明確なイメージを持つことができるようになります。
例
悪い例)売り上げがむちゃくちゃ伸びたこの化粧水の秘密
良い例)売り上げが120パーセント伸びたこの化粧水の秘密
パッと見た時、数字に目がいきませんか?
このように、数字には人の目をひきつける力もあるのです。
④メリットではなくベネフィットを示す
その商品の機能や特徴、メリットそのものに、ユーザーはあまり興味がありません。
それよりも自分の悩みが解決されるのかが重要だと考えています。
ですから、商品の機能や特徴、メリットをだらだら並べたキャッチコピーはよくありません。
その商品を使うことでどれだけ素晴らしい効果があるのかを
イメージさせることが重要なのです。
⑤簡易性が伝わる表現にする
その商品がいくら優れていても、手間がかかったり使いづらかったりすると、
ユーザーの反応は薄いです。
簡易性をアピールして、
「面倒くさい」「自分には無理だ」という要素を取り除く必要があります。
例
悪い例)3年間コツコツ勉強して英語が話せるようになった方法
良い例)1日わずか15分の勉強で英語が話せるようになった方法
⑥好奇心をあおる
キャッチコピーは、意外性を表現することで刺さりやすくなります。
そのためのテクニックとしては、ギャップを見せることが効果的です。
常識ではありえないような結果や成果は、誰だって知りたいものです。
ギャップを上手く演出してユーザーの好奇心を刺激することができれば、
反応はかなり高くなります。
※事実とは異なった表現はいけません。
⑦ノウハウを伝える
ユーザーが自身の悩みを解決できるように、
その問題を解決するためのノウハウを伝えましょう。
「~の秘密」や「~のテクニック」と書くことで、
ユーザーにとって役に立つ情報なのか、一目で判断させることができます。
例)カリスマ販売員が教える、売れるセールストークの秘密
いかがでしたか?
冒頭でもお伝えしましたが、
キャッチコピー次第で売上や成果が大きく変化します。
今日説明した7つのテクニックをフル活用して、
いいキャッチコピーを作ることができたら幸いです。
金川顕教
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