こんにちは。
金川顕教です^^
今まで投資したお金や時間、
労力が無駄になるのが嫌で、
損するとわかっていても
後には引けないと感じる心理現象を
「コンコルド効果」と言います。
「ここでやめたら損する・・・」
というコンコルド効果は、
ギャンブルに多いのではないでしょうか。
例えばパチンコで1万円負けている場合、
「あと5000円つぎ込めば大当たりがくるはず」
という根拠のない思い込みから、
さらに負けを大きくしてしまうケースがありますよね。
ギャンブルだけではありません。
例えば映画を観に行って、
途中で「つまらない」と思っても、
映画代が勿体ないから最後まで見る、
というのもコンコルド効果による影響です。
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なぜコンコルド効果は起こるのでしょうか?
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①始めたことは最後までやり通したい(一貫性の原理)
人は自分で決めたことに対しては、
最後まで一貫性をもった態度を取ろうとします。
なぜなら、それが脳にとっては簡単な選択だからです。
一度決めたことを最後までやり遂げるのは、
脳にとってはすごくラクな行動です。
脳はできるだけイージーモードで稼働できる選択を好むので、
初志貫徹を貫くことを選びがちになってしまいます。
②接触回数が増えることで好感を持つ(ザイオンス効果)
人は同じモノに接する回数が増えるほど、
そのモノに対して好感を持つ心理傾向があります。
例えばスーパーマーケットでは、
テレビCMなどで見慣れた商品に親近感を覚えて、
初めて見る商品よりも選びやすいことってありますよね。
一度始めたビジネスに対しても、
何度となく接していくうちに親近感が芽生えてくることがあります。
そのため、愛着が湧いて「変更したくない」と感じることがあります。
③行動を変えるのは面倒に感じる(現状維持バイアス)
人は現状を変えることで得られるメリットよりも、
現状を変えることで起こるデメリットの方が大きいと感じます。
その理由は、脳は新しい行動を嫌う性質があるからです。
ですので、たとえ損をするとわかっていたとしても、
ズルズルと現状維持を続ける選択をしやすい傾向があるのです。
④損したことを認めたくない(認知的不協和)
人は自分の中で矛盾が生まれると、
自身を正当化させるために、
思考を変えてその矛盾を解消させようとする心理が働きます。
例えば、儲けるために新しく事業を始めたのに、
1000万円の損失を出してしまいました。
結果だけを見たらその事業は失敗ですよね。
ですが、「自分は失敗していない」
と思い込みたいために、
「たまたま運が悪かっただけ」
などと自分を正当化しようとします。
コンコルド効果が起こる理由は、
これら4つの心理が関係しているからなのです。
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コンコルド効果はマーケティングにも応用できる
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・次回○○円引き
・○○円以上で送料無料
・あと○○日でポイントが失効します
ネット通販などで、
このような文言を目にすることは多いですよね。
これらはコンコルド効果を応用したテクニックです。
この辺りを意識してみると、
あなたの商品の売上も飛躍的に
伸びるかもしれませんね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
金川顕教
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